懐かしい お話・・・
このお話は・・・ 昔、友達 (原 みつる)と創っていた 不思議な夢の物語り・・・
ここは、古代の妖精の国・・・
小さな おてんば姫がいた。
名前は 「カルーデイア」という・・
ある日、小さな姫は、
禁じられていた悪魔の住む森へ足を踏み入れてしまった・・・
そこは、古代デーモン族が暴れ狂う恐ろしい森だった。
森の中で一人の魔人が瀕死の状態で倒れているのを見つけた。
その魔人の名は 「ザイゴン」 といった。
カルーディア姫は、ザイゴンにかけより無邪気な声で尋ねた。
カルーディア姫 : 「 もし・・・ どうなされました?」
ザイゴン : 「 お前は・・・? ここはお前のような娘が来る所じゃな・・・ 」
ザイゴンは、今にも力つきようとしていた・・・
カルーディア姫は、生まれ持った不思議な癒しの力で
ザイゴンの傷を癒しはじめた。
そこへ、デーモン族の1匹がやってきた・・・
デーモン族 : 「 こんなところにいやがったぜっ! んっ?」
「 なんだぁ、このちっこい奴は・・? じゃまだ!どけっ!」
そう言って、カルーディア姫を はね飛ばした。
デーモン族 : 「 ザイゴン! ようやくお前を倒す事ができそうだなっ!」
デーモン族の一匹が、ザイゴンにとどめをさそうとした時・・・
死にかけていたザイゴンの体が まぶしいほど輝きだした。
ザイゴンは、目の前のデーモンをあっという間に粉砕した。
ザイゴン : 「 はて?俺は死にかけていたはずなのに・・・」
「 このみなぎる力はなんなんだ・・・・」
「 きゃあああああ!!」
向こうの方で、カルーディア姫が
もう一匹のデーモンに今にも、槍で突き刺されようとしていた。
ザイゴン : 「 あの娘は!!」
ザイゴンは、カルーディア姫をかばい
右肩にデーモンの死の槍をくらってしまった。
ザイゴンは、その後、このデーモンもやっつけたのだが
死の槍の威力はすさまじく、
ザイゴンの右肩は動かなくなってしまった。
ザイゴン : 「 ふっ!俺とした事が、こんな小娘をかばっちまうなんて・・」
カルーディア姫: 「 だ・・大丈夫ですか?・・・・・」
ザイゴン: 「 これでいい・・・ 誰かを助けて死ぬのもいいもんだっ・・・」
「 最後に聞かせてくれ・・・ お前の名は?・・・」
カルーディア姫: 「 カルーディアです」
ザイゴン: 「 カルーディア・・・・ か・・・」

ザイゴンは、静かに微笑みながら目を閉じた。
カルーディア姫は、ザイゴンの右肩に手をやり
自分の命とひきかえにザイゴンにかけられた死の呪いを解いた・・・
ザイゴンが目覚めたのは、数日がたった後だった。
そこには、あの小さな妖精がかぶっていた帽子が残されているだけだった。
右肩が妙にあたたかいのは、気のせいだろうか・・・
この時から・・・
カルーダザイゴンと名乗る魔人が現れるようになった。
そう・・・ デーモン族と戦う魔人が・・・
知ってる人はいるかなぁ??
むかし、最強のデーモン 「ドーン」と戦った
古代魔人 カルーダザイゴン がいた事を・・・
テーマ : 不思議な不思議な物語り・・
ジャンル : 謎