2006/08/27【設定】 妖魔将軍について考える・・・「妖魔シズレン」の物語の設定なので、初めて来た人は、
なんのこっちゃ?って思っちゃうから気が向いた人だけ読んでね・・・ 妖魔一族の中でも特別に強い設定ともなるとそれ相応の過去が必要だよね。
そこで、いろいろ考えてみる。
やっぱり炎の属性があって強いという事では龍が一番!!
古代妖魔一族の永年に渡る秘密の研究によって、
妖魔一族の魔力の強い女性と 炎を吐く龍との間に
できた妖魔っていうのは・・・どうかしら?
この発想から、すべてが生まれていく・・・その時・・・ 実験に使用された龍には、
一番炎の属性が強いものが選ばれる事となり
炎の龍同士を次々に戦わせて、勝ったものを選んでいった。
負けた龍たちは古代妖魔一族に殺されていたので、
炎の龍たちは、自分より強い炎を持つものに恐怖を覚えた。
この恐怖が、現在の妖魔将軍の心の中にも残っているので
炎の属性をもった魔力の強い シズレンを警戒したという設定。 一方、龍と交わる事となった古代女性妖魔の精鋭の一人
名前は・・・
ホノア・レン・ダーク この妖魔は、闇の属性を持った魔力の強い女性だったが、
妖魔将軍が、炎と闇の属性を持つのは、このせいだね。優しい心を持っていたので、
殺りくを目的とする古代の妖魔の精鋭としては、役に立たなかった。
そこで、古代妖魔一族の研究者たちは、
ホノアを、究極妖魔誕生の実験に使った。
ホノアは、無理矢理戦わせられてボロボロになっていく龍を
かわいそうに思ううちに、いつしか龍に心を奪われていった。
そして、その当時の一番強かった炎の龍の心を操り・・・
交わってしまった。 その時にできた子供は、女の子で
誰にも知られず、闇の中で育てられた。
この女の子こそ・・・ 実は シズレンの母親であった。 数年後・・・
そんな事があったのを知らない古代妖魔の研究者たちは
最強の炎の龍を見つけ、ホノアと交わった龍と戦わせた。
ホノアと交わった龍は、その間、ずっと戦いに勝ってきて
一番強かったけれど、今までの戦いで傷ついていた為
その最強といわれる龍に負けてしまって、殺されてしまった。
ホノアは、そんな妖魔たちを憎しみ、気が狂ってしまっていた。
そして、ホノアは実験の為に強引に眠らされて、
その新しい龍との間に子供を産まされてしまう・・・
その時の子供が、妖魔将軍だね。
シズレンの母親と妖魔将軍は異父兄弟という事になるけど
決定的に違うのは・・・
シズレンの母親は、愛情から生まれ、
妖魔将軍は、憎しみから生まれた事だね。古代妖魔一族は、この子の力を試そうと
母親であるホノアと戦わせた。
憎しみだけとなったホノアは、この子供の炎により息をひきとった。
古代妖魔一族の実験は、見事に成功した。
最強の炎の龍の力と、ホノアの魔力の強さが合体した
究極の妖魔・・・ 妖魔将軍が誕生した。
テーマ : 妖魔の お話・・・
ジャンル : 小説・文学