2008/12/12【 不思議な チャパちゃん♪ 】思ってたより いっぱい出たボーナス・・・
しず♪は、その日の会社の帰り道
みすぼらしい格好をした老人が、道端に座っていたのを見つけた。
老人の膝元には、空き缶が置いてあり・・・ そこに 小銭が少し入っていた。
しず♪も、財布を取り出して、
小銭が237円あったので、それを全部 空き缶に入れてあげた。
「 お嬢さん・・・ ありがとうのぉ・・ これはお礼じゃ! 」
老人は胸のポケットから 何かを取り出して、しず♪の方に向かって投げた。
「 えっ・・・? 」
確かに、今・・・ 何かを投げられたのに・・ 何もないっ!
しず♪は訳がわからなかったけど、その老人に会釈をして その場を立ち去った。
10歩ほど歩いて、しず♪は 振り返って その老人を見た。
すると!!
さっきまでいた そこにいた老人の姿が忽然と消えていた・・・
「 夢・・・ ?? 」
しず♪は、不思議に思いながらも、家に帰った。
服を着替え・・・ ベットの上に寝転がった。
「 ちゃちゃぱぱっ!! 」 耳元で、声がしたので、しず♪は驚いて飛び起きた!!
なんと!!
ベットの上に・・・ 15cmぐらいの 1匹の へんてこな生きものがいた。
「 ちゃぱぱぱ~~っ!! 」
「 きゃああ! 何これっ!!!? 」 しず♪は、急に現れた その生きものをつかまえて・・・
じぃ~~~~っと、見つめた。
「 ちゃちゃぱ・・? 」
その生きものも しず♪の方を見ながら、にっこり笑った。
しず♪は、その不思議な生きものに チャパちゃん♪と名づけた。
【 ヌギヌギ チャパちゃん♪ 】「 それにしても・・・ チャパちゃん♪ くさすぎる~~っ! 」
しず♪は、不思議な生きもの チャパちゃんの服を掴みながら鼻をつまんだ。
「 ちゃぱっ・・? 」
チャパちゃんは、首をかしげて しず♪を見た。
「 よ~~しっ! お風呂一緒に入ろっか・・? 」
しず♪は、ベットの上で 服を脱いで、チャパちゃんの 服も脱がそうとした!
「 ちゃぱぱぱ!! 」
すると・・・ チャパちゃんは、バタバタと抵抗した。
「 ダ~~メっ! お風呂入らないと 捨てちゃうからね♪ 」
って、しず♪は、裸ん坊でチャパちゃんに ほおずりをしながら言った。
チャパちゃん♪は、しず♪の目を見ながら恥ずかしそうに、服を脱ぎ始めた。
「 えっ?? チャパちゃん・・・ 女の子だったの? 」 てっきり オスだとばっかり思ってた しず♪はびっくりした♪
チャパちゃんは、コクンとうなづきながら服を脱ぐと・・・
両手で胸を隠しながら、しず♪の目を見つめた。
「 ぷっ♪ なに恥ずかしがってるのYO♪ ばかね~ 」
「 女の子同士だから、隠さなくてもいいんだYO 」
って、胸を隠してる チャパちゃんの手をどけようとしたら・・・
チャパちゃんは、後ろを向いて 嫌がった。
「 恥ずかしがり屋さんなのね~~♪ 」
しず♪は、モジモジしてるチャパちゃんを手の平に乗せると・・・
お風呂場へ向かった。
テーマ : 不思議な不思議な物語り・・
ジャンル : 謎