*All archives* |  *Admin*

2017/09
<<  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  >>
カルーディア姫との記憶
2005/11/19


意識がもうろうとしているカルーダザイゴン・・・


どうして、オレは・・・
こんなメにあってまで・・ 妖精の国を守っているんだ・・・

何故だ・・・??



遠のく意識の中で カルーダザイゴンは
遠い遠い昔の記憶が、よみがえった。






ここは、古代の妖精の国・・・小さな おてんば姫がいた。
名前は 「カルーデイア」という・・




妖精の国の物語り081
静原 恋♪


ある日、小さな姫は、禁じられていた悪魔の住む森へ足を踏み入れてしまった。
そこは、古代デーモン族が暴れ狂う恐ろしい森だった。

森の中で、小さな姫は 一人の魔人が瀕死の状態で倒れているのを見つけた。
その魔人の名は 「ザイゴン」 といった。

カルーディア姫は、ザイゴンにかけより無邪気な声で尋ねた。


カルーディア姫 : 「 もし・・・ どうなされました?」

ザイゴン : 「 お前は・・・? ここはお前のような娘が来る所じゃな・・・ 」


ザイゴンは、今にも力つきようとしていた・・・
カルーディア姫は、生まれ持った不思議な癒しの力でザイゴンの傷を癒しはじめた。

そこへ、デーモン族の1匹がやってきた・・・


デーモン族 : 「 こんなところにいやがったぜっ!  んっ?」
「 なんだぁ、このちっこい奴は・・? じゃまだ!どけっ!」


そう言って、カルーディア姫を はね飛ばした。


デーモン族 : 「 ザイゴン! ようやくお前を食べる事ができそうだなっ!」


デーモン族の一匹が、ザイゴンにとどめをさそうとした時・・・
死にかけていたザイゴンの体が まぶしいほど輝きだした。




妖精の国の物語り082
静原 恋♪


ザイゴンは、目の前のデーモンをあっという間に粉砕した。


ザイゴン : 「 はて?俺は死にかけていたはずなのに・・・」
「 このみなぎる力はなんなんだ・・・・」


きゃあああああ!!

向こうの方で、カルーディア姫がもう一匹のデーモンに今にも、
槍で突き刺されようとしていた。


ザイゴン : 「 あの娘は!!」


ザイゴンは、とっさにカルーディア姫をかばい
右肩にデーモンの死の槍をくらってしまった。


もちろん、その後、このデーモンもやっつけたのだが
死の槍の威力はすさまじく、ザイゴンの右肩は動かなくなってしまった。

それどころか、再び死にかけようとしていた・・・


ザイゴン : 「 ふっ!俺とした事が、こんな小娘をかばっちまうなんて・・」

カルーディア姫: 「 だ・・大丈夫ですか?・・・・・」

ザイゴン: 「 これでいい・・・ 誰かを助けて死ぬのもいいもんだっ・・・」
「 最後に聞かせてくれ・・・ お前の名は?・・・」

カルーディア姫: 「 カルーディアです」

ザイゴン: 「 カルーディア・・・・ か・・・」



ザイゴンは、静かに微笑みながら目を閉じた。


カルーディア姫は、ザイゴンの右肩に手をやり
自分の命とひきかえにザイゴンにかけられた死の呪いを解いた・・・



ザイゴンが目覚めたのは、数日がたった後だった。

そこには、あの小さな妖精がかぶっていた帽子が残されているだけだった。


右肩が妙にあたたかいのは、気のせいだろうか・・・?


ふと ザイゴンは、思い出した。
死を覚悟して目を閉じた時の事を ・・ 
  
消えゆく意識の中・・・ 小さな女の子が自分を助けようと 泣きながら
必死で助けようとしてくれていた事を・・



この時から・・・
カルーダザイゴンと名乗るデーモン族を倒す魔人が現れるようになった。




 

テーマ : 不思議な不思議な物語り・・
ジャンル :

Secret
(非公開コメント受付中)

思うんだけど・・・
なんかσ(´v`〃)ァタシって悪者だったのねwww
プロフィール
空想世界「しずわーる♪」STAFF

Ren♪Shizuhara。。

Author:Ren♪Shizuhara。。
     ( サクラ色の天使♪)

不思議空想作家を夢みる絵描きの
かわいくて おちゃめな女性♪ぷっ。

カテゴリー
あくせすかうんたー
来てくれてありがとっ♪
最近の記事
月別アーカイブ
ブログ内検索
リンク